子どもの発達って早い方が良いと思ってませんか?

こんにちは!りんぱぱです。

今日はタイトルにもある通り「子どもの発達」の話です。

僕は、発達は早ければ早いほど良いと考えていました。

親としては、月齢より早くできることが増えると安心した気持ちになりますよね…

しかし、今回の参考書にもある「モンテッソーリ教育」で考え方が変わりましたので、みなさまにも発達は早い方がいいのかな?ともう一度考えるきっかけになればと思います!

参考書はこちらになります。

0~3歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす! (単行本)

そもそも子どもの発達って?

子どもの発達は、生まれてから成人するまでの間に経験する身体的、認知的、感情的な成長と変化を指します。この発達は個々の子どもによって異なり、一般的には以下の3つ領域に分けられます。

身体的発達

身体的発達は、筋肉の成長や運動能力の向上を含んでいます。

初期の段階では、赤ちゃんは寝返りを打ったり、座ったり、這ったりすることから始まり、歩くことや走ることができるようになります。

認知的発達

認知的発達は、子どもが考え、理解し、学ぶ能力が向上することを指します。

この領域では、記憶力、問題解決能力、言語能力が重要な要素です。

子どもは絵本を通じて言葉を覚えたり、簡単なパズルを解いたりすることで認知能力を育てます。

社会的・感情的発達

社会的・感情的発達は、他者との関わり方や感情の理解、自己認識の育成を含んでいます。

子どもは、友達と遊ぶ中で協調性を学び、家族との関わりを通じて愛情や信頼を築きます。

発達の個人差

子どもの発達には個人差があり、すべての子どもが同じペースで成長するわけではありません。

ある子どもは言語能力が早く発達する一方、別の子どもは運動能力が先に進むことがあります。

このような個人差を理解し、子どものユニークな成長を尊重することが大切です。

個人差を大切に、子どものできる環境を整えてあげよう!

という理念の下提唱されているのが「モンテッソーリ教育」です。

アメリカの「ウォールストリートジャーナル」では、現在のアメリカ創業的事業者の成功者の共通点はモンテッソーリ教育にあるとされている

といわれているほどです。

ではモンテッソーリ教育とは何なのでしょうか?

モンテッソーリ教育とは?

モンテッソーリ教育は、イタリアの教育者マリア・モンテッソーリによって開発された教育法で、子どもの自主性と個別の成長を重視するのが特徴です。この教育法は、子どもの自然な発達を促進し、個々のペースで学びを進めることを目的としています。

モンテッソーリ教育の基本理念

1.子どもの自主性の尊重

モンテッソーリ教育では、子どもが自ら選び、自発的に活動することが奨励されます。

教師はガイド役として、子どもが自分の興味に基づいた活動を見つけられるようにサポートします。

2.個別のペースでの学び

発達の個人差を考慮し、子どもが自分のペースで学べる環境が整えられています。

これにより、無理に能力を伸ばすのではなく、自然な成長を促進します。

3.環境の整備

教室や家庭内の環境は、子どもが自由に探索し、学ぶことができるように設計されています。

道具や教材は、子どもの手が届く場所に配置され、自己選択と自己管理ができるように工夫されています。

4.感覚教育

モンテッソーリ教育では、感覚を通じた学びが重要視されます。子どもは五感を使って、直接的に世界を体験し、理解を深めます。

モンテッソーリ教育は0歳から始められる!

この本を読んで大切だと思ったことは

「子どもが一人でできるために周りの環境は整っているか?」

「親として働きかけは出来ているか?」

ということです。

例えば、

寝返りが上手くできない子をよく見てみてると、寝ている布団がふわふわしていたり

つかまり立ちができない子の周りに、安全につかまれる所がなかったり

子どもに出来ないことがあったら、親が先回りして障壁を取り除いてしまったり

環境を整える、親として出来ることを見直し過干渉をやめる、これらが大切なようです!

発達は早ければ良いは間違いである

モンテッソーリ教育において「子どもの成長は早いほどいい」という考えは捨てましょう!

といわれています。

これは「スモールステップス」という考え方にあるようです。

例えば、ハイハイの時期が長い という悩みがあったとします。

赤ちゃんにとっては、両手で床をしっかり押して、お尻を上げて、ハイハイを一生懸命している最中であって、このステップが充実してこそ、次のつかまり立ちに移っていけるといいます。

大人が早く歩いてほしいからといって、歩行器に入れれば歩くかもしれませんが、発達のステップを飛ばしてしまえば、その先のステップで弊害が出てしまうようです。

時が来れば、子どもは自分の判断で次のステップに進みます!

親ができることは、子どもが1人でできるようにお手伝いすること

だけと書かれています。

僕はこの本を読んで、他の子と比べない、発達にはステップと意味があるということを深く学びました。

ぜひ、みなさまのご意見もコメントで教えてください!

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