虫歯菌は親から移るの??
今回は、みなさんが一度はきいたことがあるのではないのでしょうか…
産まれた子どもにむし歯菌は存在していない
親の唾液からむし歯菌が移る
今回は、この説は本当か検証していきます!
2023年の日本口腔学会が出した、論文によるとこの説は否定されています!
詳しく見ていきましょう!
子どもへのむし歯菌の感染について
むし歯菌の伝播の考え方
長い間、むし歯菌は親から子どもに移ると考えられてきました。
この考えは、親が使ったスプーンや箸、あるいは親の唾液が直接子どもに触れることで、むし歯菌が移るというものでした。
僕もこの考えを長年信じてきて、りんには僕のむし歯菌移すまいと必死でした!
みなさまもこの説を信じていた方、多いのではないのでしょうか!?
日本口腔学会の最新の見解
2023年の日本口腔学会による最新の研究では、
この「親から子へのむし歯菌の伝播」説は否定されています。
逆に、1歳までに親からの唾液から、子どもはアレルギーの抗体を作り出すのではないか!?
と考えられているようです。
研究によれば、むし歯菌が親から子どもに移るという直接的な証拠は見つかっていないとのことです。
むし歯の予防方法
では、子どものむし歯はどのように予防していくのか、見ていきましょう!
むし歯を予防するためには、以下の方法が効果的です。
- 定期的な歯磨き: 食後や寝る前に歯をしっかり磨くことが重要です。
- フッ素の使用: フッ素入りの歯磨き粉を使用することで、歯を強化し、むし歯の発生を防ぐことができます。
- 定期的な歯科検診: 子どもが小さいうちから、定期的に歯科医で検診を受けることが推奨されます。
- 健診は保険適用で行うことができるので、親子で定期的に受けられるといいですね!
- 健康的な食事: 糖分の多い食べ物を控え、バランスの取れた食事を心掛けましょう。
親としてできること
親としては、子どもの口腔衛生を守るために、日常生活の中でできることがたくさんあります。
正しい歯磨きの習慣を教えたり、健康的な食事の選択をすることで、子どもがむし歯になりにくい環境を作ることができます。
このように、むし歯菌の親からの感染という説は否定されていますが、日々の生活習慣がむし歯予防において重要であることは変わりません。
僕が運営するチャンネルで、この動画を上げた際もコメントで、
「子どもは虫歯を私のせいにします!」
というコメントをいただきました!
まだまだこの説は根強いようですね…
良かったら動画も見ていってくださいね!
この説はまだ立証されていないので、今後進展があったらまた記事を書いていきます!
まとめ
日本口腔衛生学会では「親の唾液からむし歯菌が移る」という説は否定されている
1歳までに親からアレルギーの抗体を貰っている
むし歯ケアは適切な方法で行う
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